こんにちは、富永です。
最近、ニュースやTVでも話題の「FIRE」をご存知でしょうか？
「FIRE」はFinancial Independence, Retire Earlyの略です。
・Independence（独立、自立）
・Retire（退職、引退）
・Early（早い、早く）
つまり、経済的に自立できる資産を持ち、早期退職をすることです。
「嫌な仕事を続けて、退職を迎えるのではなく、早く退職して好きなことをしたい」
一度は考えたことが、あるのではないでしょうか。
あなたも、FIREする事が可能ですよ＾＾
ただし、普通のサラリーマンが、早期退職するのとは少し違います。退職金を取り崩しながら生活するわけではありません。
「FIRE」は、あらかじめ貯蓄や資産運用をして、一定の金融資産を作ります。その資産を運用しながら、減らさずに生活出来るようにするのです。
そうすることで、何歳まで生きても経済的な心配をせず、安心して生活する事が出来ます。
この考え方は、アメリカで流行し、最近は日本でも話題となりました。
では、どのくらいの資産があれば、FIREが可能なのでしょうか。
一般的には、年間の生活費の２５倍の資産があれば可能です。
例えば、毎月の生活費が３０万円の場合、年間の生活費が３６０万円ですね。
そうすると、３６０万円の２５倍の９０００万円があれば、FIREが可能です。
９０００万円を年間３６０万円ずつ取り崩していくわけです。
預貯金で９０００万円を運用していると、今の日本では、ほとんど金利がつきません。
ですから当然ですが、２５年で底をついてしまいます。
しかし、運用しながら取り崩すことで、資産が底を着く可能性が、限りなく低くなります。
なぜ、そのようになるのか、基本的な考え方はこちらです。
老後資金の出口戦略と、資産を枯渇させない４％ルール、トリニティスタディとは？
しかし、年間の生活費の２５倍を貯めることは、誰もが出来るものではありません。
平均以上の収入が必要でしょう。また、支出も少ない方が良いです。
そう考えると、全ての人が目指せるものではないのかもしれません。
そこで、サイドFIRE、バリスタFIREという考え方があります。
この２つは、とても似ています。どちらも、少しの労働を行うからです。
サイドFIREは自分の好きな副業をしながら、収入を得ます。
同じように、バリスタFIREは自分が負担にならない程度、好きな職場に週に数日勤務します。
働き方は違えど、多少の収入を得ながら生活をします。
そうすることで、自分が好きな仕事をしながらFIREができるのです。
その場合、準備する資産も少なくて良いのです。
３０万円の生活費のうち、１５万円を何らかの収入で確保ができれば、準備する資産は半分の４５００万円で良いからです。
さらに、この資産も複利の力を使って、効率的に準備することでFIREする時期はさらに早くなります。
実際に最近は３０代や４０代でFIREするというケースも増えてきています。
株式会社LongLife
富永 裕文
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