こんにちは、富永です。
アメリカの経済雑誌フォーブスが、世界長者番付を発表しました。
今年、ランキングで首位になったのは、アメリカの電気自動車(EV)テスラのCEO、イーロン・マスク氏でした。
2位、3位も有名な企業の創業者やCEO
イーロン・マスク氏は初の首位で、総資産は推定2190億ドル(約27兆円)です。
最近は、Twitter社の買収を提案したとのことで、話題になっていますね。
2位は、昨年まで4年連続首位だった、アマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・べゾス氏です。3位にはLVMHの取締役会長兼CEOのベルナール・アルノー氏です。
テスラのEV自動車も最近は日本でも見かけるようになってきました。また、Amazonは皆さん一度は利用されたことがあるのではないでしょうか。
また、LVMHも傘下にはルイ・ヴィトンやディオールなどのブランドがありますし、ヘネシーやドン・ペリニョンなどのお酒でも有名です。
日本人は何位に?
一方、日本人は何位に入っているのかと言うと、54位にファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井正氏がランクインしています。
しかし、資産額は261億ドルと首位のイーロン・マスク氏とは約8倍の差があります。
その後、61位にキーエンスの滝崎武光氏、74位にソフトバンククループの孫正義氏と続きます。
54位とは言え、柳井氏の総資産額は日本円で3兆円を超えています。
さて、過去に世界一のお金持ちとして、有名だったのは今年4位だった、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏です。
マイクロソフトもパソコンのOSであるWindowsで有名ですね。
ビル・ゲイツ氏が4位になったのは、決して彼の資産が減った訳ではありません。ここ数年も資産額は増えています。
そのビル・ゲイツ氏を抜いて、なぜ、イーロン・マスク氏の資産がここまで大きく成長したのかというと、彼の保有している株式が大きく値上がりしているからです。
2年前にテスラに100万円投資していたら資産は12倍に
特にイーロン・マスク氏の会社である、テスラ自動車の株価は大きく値上がりしています。
テスラがアメリカのナスダック市場に新規株式公開したのは2010年、その時の公募価格は17ドルでした。
現在は、株式を5株に分割しているので、分割したことを考慮すると、2010年末の終値は5.33ドルです。
2022年4月6日現在の株価は、1046.76ドル、なんと196倍です。
当然、大株主である、マスク氏の資産も大きく成長します。
2年前の2020年4月3日でも株価は96ドルです。仮に2年前にテスラ株を100万円分購入していたとすると1200万円程になっています。
しかし、これも投資していたらの話です。誰が、この株価の大幅な上昇を当てることができたでしょうか。
もちろん、世界の中では、そのような人もいます。しかし、ごく一部の運のいい人たちでしょう。
私たちにできることは?
では、これから私たちは一体何ができるのでしょうか?
・第2のテスラを探し、短期で大きく上昇しそうな企業を探す
もちろん、上記のような方法もあります。
ただ、どちらも大きな賭けであることは間違いありません。
大切な資産、例えば、老後資金などの大半を投資すれば、失敗した時の損失は大きいです。
老後破綻という大きな文字が目の前に現れてしまいそうです。
せめて、3分の1以下になってもいいと思える額を投資するのが、限界ではないでしょうか。
そこで大切なのが、分散投資です。
世界中にはテスラほどまではなくとも、大きく成長している企業がたくさんあります。
同じように成長していない企業ももちろんありますが、世界全体を見ると大きく成長しているのです。

上の図は1990年からの日経平均株価とアメリカの株価指数S&P500を比較したものですが、世界の株式も同じように成長しています。
この中にテスラやAmazon、Googleなどの企業も含まれています。
そして、アメリカや世界株式全体に投資することで、これらの企業の成長も享受することができます。
分散投資をすることで、リスクを抑えながらリターンを得られるのですね。
もしも、どのように投資して良いかわからない場合は、世界全体に投資をしてみましょう。
株式会社LongLife
富永 裕文
佐賀県武雄市武雄町大字永島15449-6
TEL:0954-27-8822
E-mail: info@longlife-tominaga.com
・賢くお金を増やす!10日間の無料LINEセミナー
・資産運用の無料個別相談
佐賀県武雄市の保険アドバイザー・ファイナンシャルプランナー・資産運用アドバイザー
コメント