副業解禁はチャンス！無理なく始めて資産形成の味方に

こんにちは。富永です。

かつてはほとんどの会社がNGを出していた副業。
しかし今や、政府の「働き方改革」に後押しされ、企業側の副業容認も進みつつあります。

そんななか、「自分も副業を始めた方がいいのでは？」と感じている人も多いでしょう。

それと同時にこんな声もよく聞きます。
「本業が忙しのにこれ以上仕事を抱えるなんて無理」
「副業って何をすればいいのか分からない…」

そこで今回は、「副業＝資産形成のスタート地点」として捉えなおし、無理なく続けて、将来の安心につなげる副業の考え方をご紹介します。

なぜ今「副業」なのか？時代が求める“収入源の複線化”

会社員にとって、副業を考える背景には大きく2つの社会的変化があります。

給与だけに頼れない時代に

物価は上がり続けているのに、手取り給与はなかなか増えない…そんな声が多く聞かれる昨今。
特に、社会保険料や税金の負担増によって、額面と実感のギャップが広がっています。

将来受け取れる年金にも不安が残る今、「ひとつの会社・ひとつの収入源に頼る」という働き方はリスクになりつつあります。

資産形成のための原資が足りない

資産形成には、ある程度の投資資金が必要です。
でも、毎月の家計ではなかなか余剰が生まれないという人も多いはず。

副業収入をそのまま投資に回せば、本業の生活を圧迫せずに資産形成がスタートできます。

投資初心者こそ副業からスタート！副業→投資→資産形成の流れ

「副業で稼ぐ」と聞くと、月5万以上稼がないと意味がないと考えがちですが、実際そんなことはありません。

たとえば、副業で月1～2万円の収入を得て、それを毎月コツコツと積立投資に回すだけでも長期的には大きな差になります。

これは「手取りを削って投資する」のと違い、生活を犠牲にせず、副業で得た収入だけで未来の安心を買うという戦略です。

忙しい会社員でも続けやすい副業アイデア3選

時間やスキルがないと感じている人でも大丈夫。
無理なく日常に取り入れやすい副業を3つご紹介します。

①スキルシェア・クラウドワーク（ライティング・デザイン・事務作業など）

クラウドワークスやココナラなどのプラットフォームを使えば、自分の得意分野を活かして仕事ができます。

たとえば、資料作成や文章の校正、簡単な画像編集など、土日や夜の数時間でこなせる仕事も多数。
1件あたりの報酬は小さくても、積み上げが可能。副業になれる入口として最適です。

②不用品販売（メルカリ・ヤフオクなど）

初期費用も準備も不要で始められる副業の代表格。
自宅に眠っている使わない服、雑貨、本などを販売するだけでも、月に数千円〜1万円ほどの収入になることも。

在庫リスクなし！断捨離にもなって一石二鳥です！

③ブログ・SNS発信（アフィリエイト・広告収入など）

中長期型ですが、コツコツ発信を続けていくと収益化も夢ではありません。

テーマは仕事の知識、趣味、生活の知恵など、自由。
時間はかかりますがストック型の収入源になるため、やり方次第では将来的な不労所得も期待できるでしょう。

副業を資産形成に繋げるポイント

副業で得た収入は、つい日常生活の補填や娯楽に使ってしまいがち。
そこで、資産形成にきちんとつなげるためのポイントをマイルールとして決めておくとよいでしょう。

副業収入は使わず「投資専用口座」に自動で振り分け

たとえば楽天証券やSBI証券では、証券口座と連動する銀行口座に振込設定が可能。
副業収入をこの口座に入れるだけで、「つい使ってしまった」を防げます。

家計とは別管理で“見える化”

副業収入は本業と分けて記録。
「何に、いくら、どう活用できているか」を見える化すれば、モチベーションも上がり、管理もしやすくなります。

目標を立てて“投資プラン”を持つ

短期的に「いくら稼ぐか」よりも、「将来いくらに育てたいか」という視点が、成功のカギです。
たとえば、「副業で得た年間12万円を、iDeCoまたはNISAで運用する」など、ファイナンシャルプランナーと相談しながら具体的な目標を立てておくと良いでしょう。

まとめ│無理なく自分らしい副業スタイルを見つけて

副業で疲れてしまっては本末転倒。
資産形成のためには、続けられる副業であることが一番です。

副業を「大きく稼ぐため」だけでなく、「未来の安心をつくる」手段であると捉えて資産形成の味方につけましょう。