2021年は年金にとって節目の年、人生100年時代に必要な事

年金

こんにちは、富永です。

今年は、年金制度にとって節目の年となりました。

なぜかと言うと、年金をもらう年齢が65歳に移行した始めての年だからです。

私たちの国の年金制度は、20年かけて徐々に、受け取り開始年齢が60歳から65歳に変更されました。

公益財団法人生命保険文化センターHPより
公益財団法人生命保険文化センターHPより

始めは、昭和16年4月2日生まれ以降の方の国民年金からはじまりました。

その後、厚生年金も後ろにシフトされ始め、今年60歳を迎える昭和36年4月2日生まれ以降の男性は、国民年金も厚生年金も65歳からになりました。

因みに、女性は5年遅れなので、昭和41年4月2日生まれ以降の方が対象です。

5年後には全ての国民の年金受給年齢が65歳になります。

一方、65歳の平均余命はというと、男性19.83年、女性24.63年となっています。(2019年)

つまり、女性は年金を受給し始めてから25年以上も生きる可能性が高いのです。

受け取る年金の範囲内で生活できれば、問題ないのですが、仮に毎月5万円の不足があるとすると

5万円×12ヶ月×25年=1500万円になります。

これが、「夫婦の年金と支出を考えると2000万円足りませんよ」というのが、老後2000万円問題の正体です。

当然ですが、人それぞれ、受け取る年金額も、老後の生活費も違う訳ですから必ずしも2000万円とは限りません。

不足額が3000万円の人もいれば、0円に近い場合もあります。

いずれにしても、受取額の目安は知りたいところですね。

年金の受取額の目安を知るためには、ねんきん定期便を見ると良いです。毎年誕生月に年金機構から送られてきます。

そこで、ご自身の老後資金の不足額が、いくらなのか、確認してみましょう。

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