こんにちは、富永です。
投機と投資の違いって聞いたことがありますか?
多くの方が考えている「投資」は「投機」と呼ばれるものです。
どちらが良くて、どちらが悪いということはありません。
しかし、今、どちらにお金を振り分けようとしているのか、認識できているかはとても重要です。
投機とは
FX・株の短期売買やギャンブルは投機に分類することが出来ます。
文字のとおり、機会に投じると書きます。
タイミングを計ってお金を投じるという事ですね。
この場合、運が結果を左右する可能性が高いです。
通貨や株を短期で交換することで、差額の利益を得ます。
トレーダーがパソコンに毎日張り付いてるイメージがありませんか?
ハイリスク・ハイリターンで賭けの部分が大きいのです。
パチンコや宝くじも投機にあたりますね。
例えば、5人が100円ずつを出し合って、じゃんけんをします。いちばん勝った人が全額の500円をもらうことができるとします。
この場合、勝者である1人は400円の儲けが出ますが、残りの4人は100円ずつ負けることになるのです。
この場合、誰かの儲けが、誰かの損になります。
投資とは
たくさんの株に分散投資をして、長期でコツコツと時間をかけて増やします。
「お金を育てる」といったイメージですね。
短期だと投機になる株ですが、分散して長期で投資することで、年間に3%〜7%のリターンを生んでくれるのです。
もちろん、価格の変動はあります。
しかし、変動に一喜一憂せず長い目でみることが重要です。
例えば、5人が100万円ずつを出し合って、500万円を元手にタピオカ屋を始めたとします。(タピオカ屋さんしか思い浮かばなかったのでお付き合い下さい汗)
1年後、タピオカ屋さんに25万円の利益が出たとします。
その利益を5人に分配すると1人、5万円ずつの分配金を受け取ることができます。
この場合、5人の資産価値の合計は最初の500万円よりも増えていますね。
これが、本来の投資です。投資は参加者の資産の合計は始めより増えていくのです。
世界の経済活動はそのようにして、長期で成長しているのです。
アメリカの株式に投資すると
実際にアメリカの株式指数でS&P500と言うものがあります。
こちらは、1997年末頃から2021年8月の14年間で約4.6倍になっています。
この指数と同じ値動きをする投資先に、お金を置いておくだけで、1000万円が4600万円になっているのです。
途中で売り買いのタイミングを図る必要はありません。
長期投資の力はすごいですね。
同じように世界の株式に投資をすることで、資産を成長させることができます。
ただし、投機と投資は必ずどちらかに分類することができる訳ではありません。
限りなく投機に近い投資、投資に近い投機もあります。境目はとても曖昧です。
だからこそ、今、投じようとしているお金は、投資をするのか、投機になっても良いのかを確認する必要があります。
タイミングを図り、いつも株価や為替の動きを見ているのもスリルがあり楽しめるかもしれません。
しかし、大きな資産を投じると、そうは言ってられませんね。
やがて、変動が気になり生活の質が落ちていく可能性があります。
価格を気にせず、長期目線で投資をすれば、生活の質を落とさず資産を増やすことが出来ますよ。
株式会社LongLife
富永 裕文
佐賀県武雄市武雄町大字永島15449-6
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