こんにちは、富永です。
投資を始める時に、気になるのがリスクですね。
リスクがあるから、怖いと思っていませんか?
実は、安全だと思っている、預金にもリスクがあるのです。
今回は、預金のリスクについて考えてみたいと思います。
預金や現金のリスクとは
預金のリスクには2つのリスクがあります。
・金融機関の破綻
・インフレ
金融機関の破綻は、近年ではあまりありません。20数年前に北海道拓殖銀行が、破綻したのを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
もしも、金融機関が破綻した場合、預金はどうなるのでしょうか。
その場合は「ペイオフ」という制度があります。
預金保険制度により、元本1000万円とその利息は保障されるのです。
複数の金融機関に分散して、預金しておけば、全額が保護されます。
次にインフレについて説明しますね。
インフレとは物の価格が上がることです。
例えば、牛乳やバター、小麦などが値上がりするニュースがあります。
最近はマヨネーズの値上がりの話題がありました。
物の値段が上がった分、預金の利息が付けば良いのです。
しかし、2021年5月現在の普通預金は0.001%程度です。
物の値段が年間に2%上がったとします。
預金の金利が2%あれば良いのですが、0.001%だとお金の価値が実質減ったのと同じことになります。
お金の価値は下がると、相対的に物価が上がる
最近は、コロナ対策で世界中の国々が、お金をたくさん発行しています。
お金が増えるということは、お金の価値が下がります。
お金の価値が下がると、物価は上昇するのです。
アメリカなどでは、すでに物価が上がり始めています。
石油や小麦など、たくさんの物を輸入している日本には影響がないのでしょうか?
さらに同じように、私たち日本もたくさんのお金を発行しています。
急激にインフレになることはないかもしれませんが、徐々に物の値段が上がることは十分に考えられます。
資産の分散が重要
私たちの預金を減らさないためには、資産の分散が重要です。
・物で保有する
・円、以外の資産を持つ
・債券、株式などに分散する
このような対策が考えられますね。
例えば、資産の一部をUSドルで保有したり、外国の株式や日本の株式に投資することも分散の方法です。
投資や外貨を持つということは、お金を増やすと同時に、お金を守ることでもあります。
分散することで、資産を守ることができますよ。
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