こんにちは、富永です。
最近は『終活』がテーマの書籍や、テレビ番組のコーナーがあり、話題にもなっていますね。
インターネットで『終活』と検索すると、『終活とは、人生の終わりのための活動』と書かれています。
日本財団の「遺言・遺贈に関する意識・実態把握調査」によると、60歳〜79歳の方に『終活』に興味があると回答した人の割合は58.2%だったそうです。
多くの方が、『終活』に興味をお持ちだということがわかります。
こちらの調査は、比較的若い60代前半の方の回答も含まれています。反対に80代の方の回答は含まれていませんので、調査の年齢層が上がると、さらに関心は高いのではないでしょうか。
一方で、実際に遺言書を作成しているか、という質問に対して、作成済みと回答した方の割合は、3.4%と非常に少なく、「遺言書は作成しておらず、 今後も作成しない」と回答した方が4割以上いらっしゃいます。
『終活』に興味をお持ちの割には、遺言書を作成しようとは考えていらっしゃらない、という実態があります。
いったい何故、遺言書の作成を考えていらっしゃらないのかというと、いちばん多かった回答は、「遺言を書くほどの財産を持っていないから」という回答でした。
遺言書作成予定なし層の回答を見てみると、
遺言書を書くほどの財産はないし、法定相続分のとおりに分けてもらえば、家族が上手く配分してくれて、トラブルは起きないだろう
このように考えていらっしゃる方が多いようにも感じます。
実際に、約9割の方が、上位3つのうちのいずれかの回答をされています。
しかし、実際には裁判所の統計によると、遺産分割に関する調停・審判の申し立ては年々増えていて、過去20年間で6割も増加したとのデータもあります。
しかも、2017年のデータによると、遺産分割に関する調停・審査の申し立て件数のうち約8割は相続財産5000万円以下なのです。
相続トラブルに金額は関係ないということがわかります。
トラブルなく相続をするには
・同居する子供に多く残したい
・相続財産の多くが不動産
・独身である
・特定の誰かに全財産を残したい
人生100年時代と言われる今、日本人の平均寿命は大幅に伸び、8万人を超えています。
一方で、健康に過ごせる年齢である健康寿命は、男性で73歳、女性で76歳程度です。
高齢になれば、何らかの病気と共に過ごす場合が多くなっていきます。
その時に、最善の選択肢があれば良いのですが、選択肢は着実に少なくなってきます。
少しでも早いうちに、ご家族と話し合うこと、それから親子での相互の理解が重要です。
株式会社LongLife
富永 裕文
佐賀県武雄市武雄町大字永島15449-6
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E-mail: info@longlife-tominaga.com
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佐賀県武雄市の保険アドバイザー・ファイナンシャルプランナー・資産運用アドバイザー
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