金融リテラシー調査2022年の結果!佐賀県は全国で何位?

資産形成

こんにちは、富永です。

『金融リテラシー』という言葉をご存知でしょうか。

最近、話題になることも多い、この『金融リテラシー』という言葉ですが、実はよく分かっていない場合も多いです。

「リテラシー」とは、もともと「読み書きの能力」のことで、識字率と考えて良いでしょう。

最近では、適切に理解・解釈し、記述・表現できるという意味で使われていて、他にも「情報リテラシー」や「ネットリテラシー」など「〇〇リテラシー」使われることも多いです。

金融リテラシーとは

つまり、『金融リテラシー』とは、金融や経済に関する知識や判断力のことで、わたしたちが生活していく中で必要な、お金の知識ということになります。

電気、水道、ガスやインターネットなどのインフラは生活に最低限必要です。しかし、そのインフラさえもお金がなければ、手に入れることは出来ません。

このお金の知識とは生活する上で、切っても切れない重要な知識なのです。

金融リテラシー・クイズ

金利が上がっていくときに、資金の運用(預金等)、借入れについて適切 な対応はどれでしょうか。

1. 運用は固定金利、借入れは固定金利にする
2. 運用は固定金利、借入れは変動金利にする
3. 運用は変動金利、借入れは固定金利にする
4. 運用は変動金利、借入れは変動金利にする 
5. わからない

さて、いかがでしょうか?

正解は、「3. 運用は変動金利、借入れは固定金利にする」です。

金融リテラシー調査の結果が2022年7月に発表された

さて、国民がどれくらいの金融リテラシーがあるのかを調査した結果が2022年7月に発表されました。

金融広報中央委員会というところの調査で、全国3万人の方を対象としています。

過去にも2016年、2019年と行なっており、今回で3回目の調査です。

国勢調査に基づき、都道府県別、年齢別、男女別の人口構成比率とほぼ同一に割り付けられていて、それぞれのセグメントで細かく内容を比較しています。

つまり、全国の人口比率に合わせて、調査していてかなり正確な調査になっているということです。

都道府県別の順位と佐賀県

調査方法はインターネットによるアンケート調査です。

「金融知識・判断力」「行動特性等・判断力」など53問で調査されています。

この調査では、金融知識の正答率と、望ましい金融行動を取ることが正比例していることがわかります。

「金融リテラシー調査2022年」の結果

つまり、金融の知識がある人は、正しい判断をすることが出来る場合が多いということです。

さて、佐賀県は全国で何位だったかというと、なんと47都道府県中46位でした。

「金融リテラシー調査2022年」の結果

それから、ランキングの順位が低い都道府県は、自己評価とのギャップが大きいことも分かっています。

自分が考えている評価よりも、実際の金融知識に差があるということです。

一方で、金融教育の重要性については、どの都道府県も感じているようです。

日本の過去50年を振り返ってみると、1970年〜80年代は高度経済成長の時代で、金利も高く、お金を銀行に預けておけば、金利で増える時代でした。

また、90年代から近年までは、デフレで物価が上がらなかったため、低金利下でも物の価格が下がっていたため、相対的にお金の価値が上がりました。

そのため、金融のことを詳しく知らなくても、それなりに生きていくことができる時代だったとも言えます。

一方、これからの時代は、長引く低金利や増税と社会保険料が高くなるにも関わらず、諸外国に比べて金利上昇は限定的です。

もちろん、日本の金利が全く上がらないという訳ではありません。

ただ、これまでのように元本保障で資産が大きく増えてくれる時代ではありません。

適切なリスクを取り、資産を増やしつつ、物価上昇などに対応していく必要があります。

今後は最低限の金融知識を持ち、資産をしっかり守っていかなければなりませんね。

株式会社LongLife
富永 裕文
佐賀県武雄市武雄町大字永島15449-6
TEL:0954-27-8822
E-mail: info@longlife-tominaga.com

賢くお金を増やす!10日間の無料LINEセミナー
資産運用の無料個別相談
佐賀県武雄市の保険アドバイザー・ファイナンシャルプランナー・資産運用アドバイザー

コメント

タイトルとURLをコピーしました