日本人1人あたりの資産は1600万円?保有金融資産2000兆円の時代

資産形成

こんにちは、富永裕文です。

日本銀行は、2021年9月末に個人の金融資産が、1999兆8000億円になったと発表しました。

国民1人あたり、1600万円の資産がある事になります。

コロナ禍で資産が増えた理由は、資産の持ち方

「コロナ禍でなぜ?」

そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

理由はとってもカンタンです。

それは株価の上昇が大きく影響しているからです。

今、保有資産1億円以上の富裕層と呼ばれるお金持ちは、より豊かになっています。貧富の差が開きつつあると言われますね。

いずれは保有資産1億円未満の中間層と呼ばれる人達が少なくなり、富裕層と貧困層に分かれてしまうかもしれない、とも言われています。

では、一体どこに分岐点があるのでしょうか?

そして、どうすれば、わたし達の資産を守ることができるのでしょうか?

日本人の資産は30年で2倍に。アメリカ人の資産は?

実は、資産の預け方で大きな差が出ます。

約2年前の2019年12月20日の日経平均株価は2万3816円でした。

一方、2021年12月20日の日経平均株価は2万7931円です。

なんと、17%も上昇しています。

お金持ちの人たちは、現金や預金よりも株式や不動産などの資産の割合が多いです。

ですから、この2年間の株価の上昇で資産が増えたというわけですね。

冒頭でお話ししたように、日本人の個人金融資産は約2000兆円です。

過去に遡ると、初めて個人の金融資産が1000兆円を突破したのは、1990年でした。

約30年で2倍に増えています。

一方、現在のアメリカ人の個人金融資産は、なんと114兆ドル(約1京2900兆円)です。

人口が違うので、当然ですが、桁も違います。

しかし、ここで重要なのは増加率です。

アメリカ人の個人金融資産は30年間で6.7倍に増えているのです。

資産の増え方の違いは何か?

日本人とアメリカ人の資産の増加額の違いは、お金の預け方です。

以下の図をご覧ください。

日本銀行調査統計局(2021年8月20日) 資金循環の日米欧比較より

日本人の金融資産は、半分以上が現預金です。

一方、アメリカ人はと言うと、株式と投資信託で半分以上を占めている事がわかります。

また、年金や保険でも、より多く株式や投資信託で運用している事がわかります。

日本銀行調査統計局(2021年8月20日) 資金循環の日米欧比較より
日本銀行調査統計局(2021年8月20日) 資金循環の日米欧比較より

私たちにできる事は?

近年、世界的な低金利で元本保証では、お金が増えなくなりました。

また、金融緩和で世の中のお金の量が増えたため、お金の価値が下がり続けています。

私たちが、お金を効率的に増やしていくためには、資産運用がますます重要になります。

元本保証のお金と、運用するお金をしっかり分けましょう。

自分では運用が難しい場合は、投資信託など、プロの手を使う事も1つの方法です。

また、少額から始める事でリスクとも上手く付き合う事が出来ますよ。

株式会社LongLife
富永 裕文
佐賀県武雄市武雄町大字永島15449-6
TEL:0954-27-8822
E-mail: info@longlife-tominaga.com

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