こんにちは。富永です。
「資産運用に興味はあるけど失敗するのが怖い」
「お金を貯めてから運用を始めた方が良いのだろうか」
というご相談がよくあります。
そこで今回は、10万円からでも始められる資産運用のやり方をご紹介していきましょう。
おすすめの運用方法などもご紹介するので、正しい知識を身に付けて将来に向けた資産形成の一歩を踏み出してみてくださいね。
10万円でも資産運用は始められる?
まず結論として、10万円からでも資産運用は充分に可能です。
近年では投資商品の種類が多くなり、商品によってはお手頃な金額で始められるものも増えてきました。
日本証券業協会の調べによると、実際に資産運用をしている人のうち、保有額が10万円未満の人は8%。
2021年度には10.8%にあがるなど、少数出はありますが一定割合いることがわかります。
特に初めての方は「失敗するのではないか」という不安をお持ちの方が多いので、失敗してもリスクの少ない少額からだと安心して資産運用のスタートが切れるでしょう。
10万円からできる資産運用方法
ここからは、10万円からできるおすすめの資産運用方法をご紹介していきます。
まずは比較表をご覧ください。
最低投資金額 | 利回り目安(年利) | 運用期間 | |
株式投資 | 数万円~ | 3.0~10.0% | 短期・長期 |
投資信託 | 1万円程度~ | 3.0~10.0 % | 5年未満~無制限 |
FTE | 10万円前後~ | 3.0~7.0% | 長期投資は可能 |
10万円以内でできるおすすめの投資方法を3つピックアップしました。
以下でさらに詳しく解説していきましょう。
株式投資とは
10万円で始められるおすすめの投資方法の1つとして「株式投資」があります。
株式とは企業が資金を集めるために発行する証券のことで、株式に投資するということはその企業に投資することになります。
株式は通常100株単位で購入するためにある程度まとまった資金が必要ですが、1株単位で購入できる単元未満株や10株単位で購入できるミニ株を利用すれば、少額でも十分に始められます。
株式投資で利益を得る方法は、「値上がり益」と「配当」の2種類があります。
価値が上がりやすいのは将来性の高い企業なので、値上がり益を狙うなら自分が将来成長しそうだと思う企業に投資しましょう。
少額から手軽に始められる株式投資ですが、投資する企業はある程度自分で選ばなければいけないこと、比較的リスクの高い運用方法であることも忘れてはいけません。
購入した株式が下落すると損失を出してしまうほか、企業が倒産してしまうと株式の価値がなくなってしまう可能性もあります。
メリット
・値上がり益
・配当金
・株式優待
「値上がり益」とは、株式を購入してその株価が上昇した際に売却し、その差額で得られる利益のことです。
これが株式投資で得られるメインの利益になります。
将来性のある企業に投資できれば、購入した株が数年後には2倍、3倍、4倍と値上がりする可能性があるのです。
続いての「配当金」と「株式優待」は、株式にしかないメリットです。
一定の株式数を保有していると、企業から商品やサービス、特典を受け取れる株主優待を用意している企業も多く、株主優待と配当金を組み合わせてメリットを更に大きくする運用も可能となります。
投資信託とは
10万円で始められるおすすめの投資方法の2つ目は「投資信託」です。
投資信託とは、投資家が出資した資金のなかでファンドマネージャーが商品を選んで資金を運用する投資方法です。
少し噛み砕くと複数の株式をセットで買うイメージ。
特徴の異なる複数の投資商品を組み合わせて運用できるので、損失のリスクを下げることができます。
また、株式運用の専門家に投資を任せられるので、個別の銘柄選びや複数の投資商品を組み合わせるのに悩む必要がありません。
とはいえ、株式投資と同じように元本割れのリスクはあるので注意が必要でしょう。
メリット
・小額から購入できる
・専門家に運用を任せられる
・個別株よりリスクが低い
・種類が豊富
商品によっても異なりますが、投資信託の最小投資単位は1~2万円前後(1万口あたり)と「小額から購入できる」ので、他の投資方法と比べても始めやすくなっています。
場合によっては毎月1000円ほどからという投資つみたてプランを打ち出しているものもあるのでチェックしてみましょう。
また、投資信託は「専門家に運用を任せられる」仕組みになっています。
運用方針や目的に合わせて投資のプロが運用してくれるので、利用者自身が値動きをチェックしたり、銘柄選びや組み合わせを判断する必要がありません。
続いて、分散投資となる投資信託には「個別株よりリスクが低い」というメリットもあります。
リスクを軽減するために資産を分散することが重要なのは言うまでもありませんが、個別の株式や債券を複数保有し分散しようとする場合には大きな資金が必要になります。
しかし、投資信託は中で複数の資産の組み入れが可能なため、小額から気軽に分散投資を行うことができるのです。
最後に「種類が豊富」なことも投資信託のメリットです。
国内の商品はもちろん、海外の株式や債券、貴金属、不動産など、さまざまな資産があるので目的に合わせて分散投資に挑戦してみましょう。
ETFとは
10万円で始められるおすすめの投資方法の3つ目は「ETF」です。
ETFとはExchange Traded Fundの略で、日本語では上場投資信託といいます。
ETFと聞くと難しく感じる方も多いと思いますが、簡単にいうと投資信託の外国バージョンといったイメージです。
大きな違いは上場しているか上場していないか。
そのほかには、
・売買する価格の違い
・売買を行う場所の違い
・売買手数料の違い
・信託報酬金額の違い
・還元される分配金や配当金の違い
などがあげられます。
メリット
・小額で始められる
・手軽に分散投資ができ低リスク
・リアルタイムに取引できる
ETFのメリットは基本的に投資信託と同じで、「小額で始められる」こと、「手軽に分散投資ができ低リスク」なことなどがあげられます。
ETF独自のメリットでいえば、「ブラックロック」「ステートストリート」など、海外の超規模ファンドに投資が可能なことです。
これらのファンドは信頼性が非常に高く、手数料も安いので、安定してリターンを得たい人におすすめです。
また、「リアルタイム」での取引ができることも投資信託にはないメリットです。
取引時間内であればいつでも売買が可能なので、自分が買いたい値段のときに買い付けられる、又は売りたいときに売却できる確立が高まるでしょう。
10万円で始める投資の選び方
10万円から始められるおすすめの投資方法をご紹介してきました。
ここからは、実際に10万円から投資を始めるときに重視するポイントをご紹介していきます。
小額投資が可能か
10万円の投資資金があったとして、その10万円をまるまる取引に使ってしまうのはリスクが高いです。
なので、10万円で投資を始める際には「小額投資が可能か」をしっかりチェックしておく必要があります。
目安としては1回の取引で5~10%。
10万円の資金がある場合は5000円から1万円程度の投資資金が目安になってくるでしょう。
余力を残した状態で投資を行うか、10万円全てを使う場合でも分散投資をしてリスクを回避していくのがおすすめです。
投資期間
10万円などの小額投資の場合、「投資期間」も選定のポイントになります。
短期投資:短期的に大きなリターンを見込めるものが多い
長期投資:種類が豊富、リターンの額は少ない傾向、短期と比べてリスクが低い
などそれぞれにメリット・デメリットがあるので、自身の投資目的やライフスタイルに会った投資期間を考慮して選定してみましょう。
見合ったリターンが見込めそうか
10万円の投資資金では、投資方法によって得られる「リターン」が異なってきます。
リスクをとって短期間で高額な利益を求めるか、長期的に10万円をコツコツ増やしていきたいかで選択肢が変わってくるでしょう。
・10万円を定期的に投資に回せる方→多少のリスクを負う必要はあるがリターンの見込みが高い投資
・10万円の元手をコツコツ運用したい方→低リスクで長期的な投資
のようなイメージを持っておくと良いでしょう。
リスクを理解する
特に投資初心者が気を付けておくべきポイントは、「リスクを理解しておく」ということです。
あたりまえですがどんな投資にもリスクがあります。
リスクとリターンは常に表裏一体です。
投資でリターンを得たいと思っても、それと同じ分リスクを負っていることを忘れてはいけません。
まとめ│10万円でも資産運用は充分にスタート可能
投資資金が10万円からでも、ほとんどの資産運用は充分にスタートすることができます。
投資というと、難しかったり大金が必要なイメージがあると思いますが、現在は商品が豊富になり、初心者でも簡単に投資できる方法がいくつもあります。
まずは資産運用の目的を明確にして、自分の投資目的やライフスタイルに合った投資方法を検討していきましょう。
株式会社LongLife
富永 裕文
佐賀県武雄市武雄町大字永島15449-6
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E-mail: info@longlife-tominaga.com
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佐賀県武雄市の保険アドバイザー・ファイナンシャルプランナー・資産運用アドバイザー
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